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なんでも「中に何が入っているんだろう!?」という事を想像するのが好きなので(もちろんおできは稀な例だけど・・・)、Goさんのソレもぷにぷにつっついては中身を想像して楽しんでいたのだ。
・・・て文章にして読んでみると、かなり悪趣味な人だ。

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実の父も4,50代の時に背中に脂肪のカタマリのようなものができて、手術をして取ったという話を聞いていたし、Goさんのやつも時々、部分的にうっすら赤くなったりしていたので、10年以上平気だとは言って、そろそろもう一度お医者に見てもらったほうがいいのでは・・・なんて思っていたのだった。

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生々しいからあんまり詳しく書かないけれども、「ちょっと・・・大丈夫それ!?」という感じなので、さすがにGoさんもお医者にいって取ってもらうと言い出した。

心配だったので、お医者に行く前に・・・
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というのは冗談で、調べてみたら脂肪腫とか類上皮嚢腫とか症状としては似ている病気が色々とあるらしく、ごくまれに悪性になったりすることはあるけれども、それ以外は生活に支障がなければ取らなくても大丈夫なのらしい。


そんなわけで、以下、病院からGoさんのレポート。

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『粉瘤(ふんりゅう)』だって。皮下に袋状の組織があって、そこに脂肪と垢が蓄積していくらしい。雑菌などで感染症を起こすと炎症になって化膿して、最後は破裂して内容物が吐出される、と。

今日明日で中身を出してきれいにして(そうすると袋は縮んで小さくなるらしい)、完全に炎症が治癒した2~3ヵ月後に袋を出してしまうことになりました。日々ちろちろと臭かったのは、(多分前回の切開跡から)内容物が染みだしていたからで、ということは袋がパンパンだったってことかな。

ちゃんと麻酔して、袋の破口までメスを入れて(前回の切開跡と今回の袋の破口がずれていたので)、医師が「んにゅ~、んにゅ~」って中身を絞りだしてたよ。背中だから何が出てるのかは見えなかったけど、ネットで調べたら粥状の内容物って書かれてたから、昨日言ったみたいなモロモロの・・・だったのでしょう。

医師の想像以上の量だったみたいで(セーターの上からでも触ってわかるぐらいって言ったのだけど)、何度も看護士さんにガーゼを足してもらったあげく、その診察台に常備されてる2缶を消費しきってしまい、隣から補充してもらってました。

受付で症状を言ったら皮膚科だったよ。聡明そうな女医さんでした。
薬は、感染症(炎症・化膿)の進行を防ぐ抗生物質と、痛ければ服用する止痛剤(胃薬とセット)で、初診料、診察・処置料、薬代と合わせて、6000円ぐらいだったよ。明日もう一度処置に行くことになりました。
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病院に行く前のGoさんの感覚としては「巨大なニキビ」だったのらしくて、ニキビって芯みたいなのがあるんだけど、それが↓こんな風に
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外に出たがっている、という感じだったのだそうだ。


というわけで、病名も治療法もわかって一安心。

でも、もしかして「僕がプニプニしすぎて雑菌がはいったのでは!?」とか、「いやいや!普段から『油大好き(はぁと)』とか言ってるGoさんの食生活がいけないのでは!?」とかとか、色々と考えてしまったのだった。






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※1 タイトルの「アテローム」とは粉瘤のことです。
※2 今日の記事は、私が個人的にインターネットで調べた事や、実際にあった事の感想などを書いているものですから、決してご参考にはなさらず、きちんと専門医に相談するようにいたしましょう。


↓つづき
●追記07/02/15

その後の治療の具合をGoさんがレポートしてくれた。
「痛い話がダメ~」という方は読まないほうがいいと思う。ほんとに・・・。


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昨日は麻酔してたから大丈夫で、処置後もがっちりガーゼや何かで留めてくれてたから、体重を預けてぐりぐりしなければそんなに痛くなかったのね。

しかし今日は、麻酔しないで中を掻き出したり洗ったりガーゼ詰めたりしたら、気が遠くなるほど痛かった。強烈な『チクリ』が何秒も、それが何度もって感じ。相当身体に力が入ったみたいで、3分ぐらいの出来事だったろうに、どっと疲れたよ。

看護士さんに『気分悪くないですか、大丈夫ですか』ととても心配されました。明日も行って、きっと明後日も行くのだと思います。明日は唸るだけにして『痛ぇっ』を発さないようにしてやる

昨日書き忘れたのは、処置中に『中身が脂肪と垢ってことは、やっぱりにきび・・・』と思って医師に『これって巨大なにきびみたいなモンですかね』聞いてみたら、『まぁそんなようなものですね』って言ってたよ。

あとネットで調べたときに書いてあったのは、この袋の組織は新陳代謝をする組織で、普通新陳代謝する組織は外皮にしかないのだけど、怪我をしたあとに皮下にできたり、生まれつきある人もいるんだって。で、新陳代謝で生じた老廃物が体外に出られないから袋の中に溜まっていくらしい。だから、この袋を取り去らない限りまた瘤が少しずつ成長していくみたい。

前に切ってから15年でこうなったってことは、袋を取らないと、新陳代謝が加齢で減ったとしても今度は55歳ぐらいにまたパンパンになるってことだから、絶対取ろうと思ったよ。55歳になったらもう今日の痛みには耐えられない気がする。

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●追記07/02/16
毎日、病院に通っているGoさん。その後の経過報告。

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傷口を押してももう内容物は出てこなくて、あとは切った跡がふさがるのを待つだけ、らしいよ。

今は空洞があって、それが内側から少しずつくっついていくんだって。だから、今日は中に詰めるガーゼは浅めで、明日には詰めなくてもよくなるかもしれない、と言われました。

いつもの担当医がいないので今日は違う人で、処置が遠慮気味だったのか治りかけてきてるからか、ものスゴく気合い入れて覚悟して行ったのに、ガーゼを抜くときと入れるときに一瞬痛かっただけで、あとは全然でした。

タクシーで行き来したら、この病院は意外とうちから近いことが判り、処置費250円のために往復1400円近くを払うのがバカらしくて(バスで行くと途中で乗り継いだりして30分近くかかりそう)、天気もよかったし歩いてみたのだけど、失敗。傷口に振動が伝わると痛くないけどやっぱり気になるので、気を遣って歩いたら全然前に進まなくてイラつきました。

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●追記07/02/22

ブログにGoさんのアテロームについてのエントリーをしてから1週間。まだ治療続行中で毎日病院に通っているGoさんが、その後の経過についてレポート。

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2/17
病院はもう切り傷の治療に行ってるだけになったよ。
なんか毎日担当医さんが違って、そのたびに『大きかったんですね』『かなりしっかり切りましたね』と言われます。

今日は、『いいお肉が盛り上がってきましたね』と言われたよ。お肉が盛り上がるって・・・。 深く切っても1週間ぐらいで落ち着くんだね。そうかー、皮膚が蘇生しているのねと思ったので、今日はコラーゲンなど摂取するべく、昼は出先でトンカツなど食ってみたよ。


2/21
3人の医師が代わるがわる診てくれるから、向こうは久々に見て思うのだろうけど、毎日『お肉が盛り上がってる』って言われる。

きっと勉強するときにそういう言い方で習うんだろうね。今日の医師は賀来千賀子似の明るくてちょっと軽い感じの人で、『肉が』という主語を抜いて言ったのが『イイ感じに盛り上がってきましたねー』で、なんか俺のツボにハマって、笑いをこらえるのに苦労したよ。

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↑トンカツでコーラゲンのくだりは、油物大好きなGoさんのことだから、ただ揚げ物が食いたかっただけなのでは!?と、ちょっと思ってみたり・・・。