ベルリンのホロコースト・モニュメント周辺について…。
「同性愛」ってものが、時代とか地域、それに宗教によって、
どう扱われるかっていうのに違いはあるのかもしれないけど、
「攻撃される」のも「無視される」ことも、
表裏一体というか、それぞれ違った問題があるのかな、と。
主にキリスト教・イスラム教の国々のように、
「同性愛は悪である」と断定されていて、
社会的に抹殺しようとする力が大きければ大きいほど、
「戦うべき相手」がはっきりしているから、
どういう対象に何を主張していけばいいのかってことが
わかりやすいのかなと思うけど、
日本のように、とにかく曖昧で寛容な国、
「自己主張さえしなければ生きていく事も可能」みたいな、
ぼんやりした環境だと、
それがよくわからなくなるのかもしれないなーと。
殺されないかわりに、全力で生きる事ができないっていう状態は
日本語で言うところの「生殺し」ってやつで、
自分が一番イヤだなと思ったり、違和感を感じるのは、
そういうところなんじゃないかと思うのでした。
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「同性愛」ってものが、時代とか地域、それに宗教によって、
どう扱われるかっていうのに違いはあるのかもしれないけど、
「攻撃される」のも「無視される」ことも、
表裏一体というか、それぞれ違った問題があるのかな、と。
主にキリスト教・イスラム教の国々のように、
「同性愛は悪である」と断定されていて、
社会的に抹殺しようとする力が大きければ大きいほど、
「戦うべき相手」がはっきりしているから、
どういう対象に何を主張していけばいいのかってことが
わかりやすいのかなと思うけど、
日本のように、とにかく曖昧で寛容な国、
「自己主張さえしなければ生きていく事も可能」みたいな、
ぼんやりした環境だと、
それがよくわからなくなるのかもしれないなーと。
殺されないかわりに、全力で生きる事ができないっていう状態は
日本語で言うところの「生殺し」ってやつで、
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■バウハウス
「全ての芸術・工芸・写真などは建築に収束する」みたいな意味で、
「建築の家」という名前の、現在までのデザイン全般に
ものすごく影響を与えている、1919年にできた学校。
デザインとか芸術マニアにはたまらない聖地のような
場所だと思う。
基本色である「赤・青・黄」の美しい組み合わせが
日本だと創価学会のシンボルカラーの影響で、
なんとなく「イヤな感じ」になっているのは、とっても残念。
ちょうど、日本の「カタチ」の展示をやっているとこでした。
橋を渡るといよいよ、バウハウス展示館です…。
展示館の中については、思ったより狭かったけど、
「とても素晴らしい」としか言いようがないです。
それはぜひ、行って見てみてください。
ショップに併設されているカフェのあたり↓
もう、ベルリンに来た目的の95%くらいが満たされた。
何ケーキか忘れたけど、甘さ控えめでいい感じ。
■2階建てのバス
これは路線が違うやつだけど↓
100番のバスに乗っているだけで、主要な観光スポットは
ほとんど見て回れるので、すごく便利だった。
(1dayチケットはバスの中で発券してもらう)
バスの2階は「立ってちゃダメ」て事になっているので、
眺めがいいからって、席がないのに2階に行って立っていると
「下に降りてください」って運転手の人に言われます。
■ブランデルク門
あっち側が旧東ベルリン↓
同じ国の都市だったのに、いつのまにかあっちとこっちが分かれていて、
向こう側に好きなように行けなくなってしまった…という感じが、
よく理解できないというか、実感がわかないののだけれども、
近くにいるのに「どうにもしようがない」事のむなしさとか、
少しわかるような気がした。
それを忘れないように、今でも
「ここに壁がありました」という看板があるのかもしれない↓
首相官邸近辺。
この辺りはセキュリティの問題で
「自転車をとめてチェーンでつないでいると警察がきちゃうよ」
みたいな事が書いてありました。
■ベルリンについて
ハンブルクからベルリンに移動して、
「あ、なんか東京に戻ってきたギスギスした感じ」がして
すごくイヤだった。
人が集まると楽しいけど、密度が高くなりすぎると、
楽しいを通りこして不愉快になるってのは、
東京に住んでいて、よく思う事だけど、
ベルリンに住んでいる人曰く、
「せかせかしているのは観光客で、住んでいる人は別に
ギスギスしてないよ」だそうだけど、どうなんだろ?
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「全ての芸術・工芸・写真などは建築に収束する」みたいな意味で、
「建築の家」という名前の、現在までのデザイン全般に
ものすごく影響を与えている、1919年にできた学校。
デザインとか芸術マニアにはたまらない聖地のような
場所だと思う。
基本色である「赤・青・黄」の美しい組み合わせが
日本だと創価学会のシンボルカラーの影響で、
なんとなく「イヤな感じ」になっているのは、とっても残念。
ちょうど、日本の「カタチ」の展示をやっているとこでした。
橋を渡るといよいよ、バウハウス展示館です…。
展示館の中については、思ったより狭かったけど、
「とても素晴らしい」としか言いようがないです。
それはぜひ、行って見てみてください。
ショップに併設されているカフェのあたり↓
もう、ベルリンに来た目的の95%くらいが満たされた。
何ケーキか忘れたけど、甘さ控えめでいい感じ。
■2階建てのバス
これは路線が違うやつだけど↓
100番のバスに乗っているだけで、主要な観光スポットは
ほとんど見て回れるので、すごく便利だった。
(1dayチケットはバスの中で発券してもらう)
バスの2階は「立ってちゃダメ」て事になっているので、
眺めがいいからって、席がないのに2階に行って立っていると
「下に降りてください」って運転手の人に言われます。
■ブランデルク門
あっち側が旧東ベルリン↓
同じ国の都市だったのに、いつのまにかあっちとこっちが分かれていて、
向こう側に好きなように行けなくなってしまった…という感じが、
よく理解できないというか、実感がわかないののだけれども、
近くにいるのに「どうにもしようがない」事のむなしさとか、
少しわかるような気がした。
それを忘れないように、今でも
「ここに壁がありました」という看板があるのかもしれない↓
首相官邸近辺。
この辺りはセキュリティの問題で
「自転車をとめてチェーンでつないでいると警察がきちゃうよ」
みたいな事が書いてありました。
■ベルリンについて
ハンブルクからベルリンに移動して、
「あ、なんか東京に戻ってきたギスギスした感じ」がして
すごくイヤだった。
人が集まると楽しいけど、密度が高くなりすぎると、
楽しいを通りこして不愉快になるってのは、
東京に住んでいて、よく思う事だけど、
ベルリンに住んでいる人曰く、
「せかせかしているのは観光客で、住んでいる人は別に
ギスギスしてないよ」だそうだけど、どうなんだろ?
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コメント
コメント一覧 (6)
例えばイスラムの国では今でも同性愛者は発覚すると死刑になったりする国もありますけど、その昔、スルタンなんかは公然とそういうことをなさっていたわけでしょう。(スルタン欲求を断って殺された若いキリスト教の捕虜もいたそうですし)日本でも衆道とかいって特に戦国時代の武士のあいだではゴク普通のことだったのに、いつの間にかはっきり表に出してはいけないことになってしまいましたよね。(でも、ほかの国ほどはっきり犯罪といわないだけましなのかもしれませんけど)
人種差別と並んで私には理解できないことです。
写真のケーキは多分ドナウヴェレ(=ドナウの波)というケーキだと思います。
実に曖昧でグレーですよね。
それは一滴でも黒を混ぜたらどんどん黒になってしまうという・・・。
強烈な迫害こそないものの、
水面下で「あの人って実は・・・」みたいに広がっていく感じですよね。
だから自分はゲイを説明するときに、
趣味嗜好ではなくて志向なのだと説いてるのですが、
だんだん新興宗教の指導者みたいになってきそうで
今では相手から聞かれない限り篭るという作戦を取っています。
異性であれ同性であれ、愛することができる人にめぐり合えるのは幸運なこと。考え方の違いで抹殺するというのは二度と犯してはならない間違いですね。いろんな人がいて、腹が立ったり、思うように行かなかったり、助けられたり、楽しかったりするのだと思います。ヨーロッパにいると一元的な見方に偏る日本より他民族なので文化の懐の深さを時々感じます。ドイツのあの時期は日本のあの時期と同じく、国全体が狂ってしまっていたとしか思えないですね。
私も、『かもめ食道』大好きなんです。あれ見るとシナモンロールが食べたくなるんですよね。心が苦しいときよく見ます。
いいな・・フィンランド。。。
いいな・・チューされそうになって。。
ドナウの波、ってすごいタイトルのついた
ケーキがあるんですねー
もっと濃い味を想像していたのに、
さっぱり薄味で美味しかったです。
どの時代、宗教にしてもそうですが、
表向き禁止にしておいて、
裏ではやりまくっているとか、
その時の風向きによって、
命を脅かされかねないというのは
当事者にとってはたまりませんね…。
衆道に関しては、現代でいうところの同性愛というよりは、
性行為ありのホモソーシャルな関係かなあ?と
思ったりしてます(性行為がある時点で
ホモソーシャルとは呼べないかもしれませんが)
●yu-jiさん>
グレーである状態を許容するというのも、
白か黒かにクッキリわけて断罪することに比べた時に、
悪い事ばかり、とは言えないような気もしますが、
ただ、グレーゾーンて、ある瞬間にどちらかに
振れるものだと思うので、
日本が同性愛に対してグレーな態度を取り続ける事は、
ある日、突然「黒」になるリスクもあるという事で、
そういう取り返しのつかない事にならないうちに、
できるだけ白ゾーンのほうに持っていきたい
という気持ちもあります。
例えば、異性愛者の男性がパートナーとして、
同じく異性愛者の女性を選ぶ事に関して、
「なんで?」という疑問を普通は抱かないという
前提があるとして、
それって、自分の趣味嗜好で女性を選んでるわけでは
ないと思うんですが、同性愛に関しては、
なんとなく「趣味嗜好だよね」みたいなニュアンスが
あるようにも思えます。
自分が同性愛者かどうかという事に関しては、
そもそも、すごくプライベートな事なので、
自分から積極的に言う必要もない事だし、
でも、だかといって、絶対隠さないと
いけない事だとも思っていないのですが…、
自分は、嫌いな相手には「どう考えてもそうだよね」と
カマかけられても、絶対に自分からは肯定しません(笑)
色々と理由はありますが、たぶん感情的な問題が
大きいです。
●Tokyoiteさん>
確かに、一神教の原理主義者がたくさんいる国で、
生まれながらに洗脳されている人々に、
激しく迫害されたり差別されたり、
うっかり殺されたりしないだけ
マシなのかもしれないなとは思います。
少々の不都合に目をつぶれば、
このまま日本で死ぬまで同性愛者として
静かに生きていく事も出来る、という事も、
わかっているつもりなのですが…
自分の生き方として
「なんか違うよね」みたいな漠然とした
違和感を抱えたまま死にたくないんです。
できる事は限られてるし、
すごく小さな事しかできなかったとしても、
ジタバタしたいというか(笑)
●Rottenmeierさん>
ドイツは今回ハンブルクとベルリンしか行かなかったし、
旅行でちらっと見ただけなのですが、
住むのだったら、ベルリンは息がつまりそうなので、
ハンブルクがいいな~なんて思いました。
同性愛者のモニュメントに関しては、
予め知っていないと、目につかないような
場所かもしれないなと思いました。
確かに、日本もドイツも狂っていたのかもしれません。
…というか戦争に加わった国の全部が
狂っていたようにも思えますが。
ただ、日本がアメリカに骨抜きにされたように、
ドイツがならなかったのは、なぜなんだろう?と
考えてしまいます。
不愉快なものは排除するとか、
社会的に抹殺する…という発想が変わらないと、
結局、誰にとっても暮らしやすい国には
ならないのかもしれないな、と。
「いま、全てを失ってもたぶん大丈夫」と
思えるような、大切な誰かと巡り合えるのは、
本当に幸運な事だと思います。
●おとめ母さん>
たぶん、次のエントリーへ頂いたコメントだと
思ってお返事します↓
かもめ食堂いいですよね。
ヘルシンキの事をブログに書いてから
またDVDを見ました。
毎回、ぐーさんと「シナモンロール作りたいね」って
話になるんですけど、一向に実現しません(笑)
チューされそうになった人とは、
「様子がおかしいなコイツ」と思いながらも、
日本について、下手くそな英語でポツポツ会話が
できていたのですが…。
こっちも泥酔してたらアレですけど、
シラフの状態だと、そういう人に迫られても
あんまり嬉しくないです(汗)